バラモスを倒すと、「お前たちを突き落としてやる。地下深くに
ある闇が支配するもう一つの世界、アレフガルドへ!」と言うと、
地響きが起こり、城が崩れ始めます。

するとどこからともなく「バラモスよ、後は我に任せよ!」と
声が聞こえ、これに「ありがたき幸せ…」と答えて、バラモス
は力尽きます。

勇者達は城からの脱出が間に合わず、地中深くに落ちて
意識を失いますが、声だけははっきり聞こえます。

「我は大魔王ゾーマ。闇を支配するもの!
そなたらの苦しみは我の喜び。全ての命をわが生贄とし絶望で
世界を覆いつくしてやろう!」

だったかな。少し違っていたかも(^_^;)

しかし、このあたりのストーリーはゲームとは全く違います。
ゲームでは、バラモスを倒すとアリアハンを凱旋し、祝宴が
催されます。

アリアハンの王から魔王バラモス討伐の命を受けて旅を開始し、
そのバラモスを倒して凱旋、宴会…。初めてプレイする人は、
誰もがこれがエンディングだと思った事でしょう。

そして祝宴の最中、それは起こります。

突如暗くなったかと思うと、城の兵士達が一瞬にして消し去さられ、
どこからともなく声が聞こえます。自分が大魔王ゾーマである事を
告げると、「我がいる限りこの世界は闇に閉ざされるであろう」と
地上世界に宣戦布告。

「魔王のバックにいる真の巨悪、大魔王」というのは今では定番
ですが、当時はとても斬新で、ゲームクリアと思ったプレイヤーに
衝撃と絶望を与えたであろう有名なシーンです(^_^)/
このシーンはそのまま忠実に再現して欲しかったです(^_^;)

また、大魔王ゾーマが他のゲームのラスボスと違うのは、世界の
支配を目論んでいるのではなく、既に支配が完了している点です。
勇者達の戦いは悪を阻止する戦いではなく、悪から世界を解放する
戦いである事が「そして伝説へ」のサブタイトルにつながっています。

大魔王ゾーマは、鮮烈な登場、名ゼリフの多さ、冷酷非情さ、
圧倒的な強さ、戦闘曲に至るまで、今でも人気の高いドラクエ
屈指のラスボスなんです。


では、本編に戻ります。

アレフガルドのテーマ曲が流れる中、目が覚めると、闇に覆われ、
荒廃した世界が広がっており、人々は絶望し、生きる気力を失って
います。

ゲームのアレフガルドは、ただの夜の世界にも見えてしまいますが、
ショーで見ると、既に闇に支配されてしまった世界というダークな
感じがひしひしと伝わってきます。

この感じはショーでしか体感できないので、やはり来てよかったと
心から思います(*^_^*)

アリーナも思わず「ひどい世界だわ!」と口ずさみ、ヤンガスは
「大魔王ゾーマが全ての元凶だったんでゲスね」と言って、勇者
達は大魔王ゾーマを倒す事を決意します。

そして、情報を集める為に村の人に話を聞くのですが、「大魔王
ゾーマを倒すなんてできるはずがない」「希望は早く捨てた方が
いい」とネガティブな言葉しか返ってきません(+_+)

これは、アレフガルドに来た勇者達が最初に訪れる町である
ラダトームの人々の発言が下記の様なネガティブ発言を連発
している事を表現しているんだと思います。

「ここアレフガルドは閉じられた闇の世界。ただ絶望があるだけですわ。」
「大魔王ゾーマを倒すなどまるで夢物語だ。」
「魔王は絶望を啜り憎しみを喰らい悲しみの涙で喉を潤すという」

そして、ゾーマへの道へ