連日投稿で連載する予定だったのですが、
ローカルで書き上げていた記事が、いつのまにか
消えてしまっていた…orz

「再び書き上げて投稿するぞ!」という気持ちになる
まで、数日かかってしまいました(^_^;)

ではでは、お待たせしました。気を取り直してPart2です(*^o^*)


それでは、交流会で教えて頂いた内容を私なりに
わかり易く書いてみたいと思います。

まず、技術者とデザイナーの職場で、
以下の出来事があったとしましょう。

★ある技術者がA、B、Cという技術を開発した。
 ・技術Aを使った結果、◎の効果が出た。
 ・技術Bを使った結果、○の効果が出た。
 ・技術Cを使った結果、△の効果が出た。

 →そして、技術Aが採用された。

★あるデザイナーがA、B、Cというデザイン案を提示した。
 ・デザインAの評価は、◎だった。
 ・デザインBの評価は、○だった。
 ・デザインCの評価は、△だった。

 →そして、デザインAが採用された。


どちらも、選ばれるべくして「A」が選ばれているん
ですが、この後の考え方と行動が違うんです(>_<)

<技術者の行動>
「より良い物、より良い技術を追求する」という考え方が
根底にあり、これがいつまでも付きまといます。
さらに言うなら、真面目な性格の人ほどこの傾向が
強くなります。

上記例では、「技術A」を自分の成果として自分の「知識・
経験」とするのですが、「技術B/技術C」は無意識の内に
捨ててしまっている
のです(+_+)

<技術者の行動の背景>
技術者の卵は、学生時代に「技術は日々進化するもので、新技術
が出れば従来技術は使い物にならなくなる。常に学習を怠らずに
技術を吸収し続け、技術の進歩に遅れをとるな!!!」
と教えられます。

下記①~③の話は、技術革新で実際にあった事で有名ですが、
これら極端な例を挙げて、「学習を止めた瞬間に技術者としての
賞味期限が切れるぞ!」と半ば強迫に近い形で、学習し続ける
事を教えられている
のです(^_^;)

①真空管
トランジスタが開発されると、真空管に関する技術は
何の役にもたたなくなった。

②レコード、ビデオテープ、カセットテープ
CDやDVDが出たら、レコードやビデオテープ、カセットテープ
はほとんど使われなくなり、これらの技術は役に立たなくった。

③カメラのフィルム
デジカメが出てから、カメラのフィルムは使われなくなり、
フィルムに関する技術は役に立たなくなった。

ですから、技術者は無意識に「より良いものを追求しなくては」
という強迫観念を持ってしまい、結果が良くなかった技術や
従来技術、他の技術に意識がいかなくなってしまうのです。


<デザイナーの行動>
「デザインはマッチングだ!!!」という考え方が
根底にあります。

上記例では、今回の案件に一番合うデザインが「デザインA」
だったというだけ。「デザインB/デザインC」は目的に
合わなかっただけと考え、基本的に「デザインA/デザインB/
デザインC」を同等に扱います(*^o^*)

<デザイナーの行動の背景>
デザイナーの卵は、学生時代にまず、「デザインに良いデザインも
悪いデザインもない、あるのはマッチングだけだ!!!」

と教えられます(^_^;)

さらに、デザイナーは「デザインは数が命。優秀なデザイナーは
数多くデザイン案を出す」という事を経験的に知っています。

ですので、デザイナーは発案したデザインに良い/悪いの判断を
せずに、見本やデザインノート(データベース)に登録して
全てのデザインをいつでも使える状態にするのです。

よって、優秀なデザイナーは、踏んだ場数が幅の広さに、
積んだ経験が奥の深さとなって、3次元的に驚異的な
スピードで成長していくのです。
大成したデザイナーに若い人が多いのは、若者特有の頭が柔らかさ
だけではなく、この成長スピードにあるのです。
逆に技術者として大成した人で、若い人は少ないですよね…



という事でもうおわかりですよね?
アイデアを出すに当たり、デザイナーは知識という「引き出し」の数が、
技術者よりも圧倒的に多く、有利なのです。
1つの物を見たり、聞いたりしただけでも、それを色んな立場
に立って、いろんな角度から物を見て、どんどんアイデアを
生み出せるのです(*^o^*)

そう「アイデアも数が命!!!」なんです。
無から有を生み出すクリエーターとして、案を数多く出すという事は
必要不可欠な能力です。
なので、この能力が少ない傾向にある技術者はクリエーターではないと
言われてしまうのです。

「量があるのは結構だが、質が伴わないのではないか?」と、
思われる方もいるかもしれませんが、案が出てしまえば、
知人、同僚、他人、専門家との会話の中で発展させ、
アイデアの質を高める事は可能ですし、質を高める事を得意とする
専門家がいますよね…そう我々技術者です<(`^´)>

ですので技術者は、どうしてもデザイナーのアイデアを実現する為の
サブとしての位置付けになってしまいがちなんですよね(^_^;)
(会社の風土にもよるのでしょうけど…)


さて、まとめです(*^o^*)

 Part2では私の職業でもある技術者が劣勢という書き方をしています。
発案をテーマにしているので自然とそうなるのですが、物事には
長所もあれば短所もあり、技術者の方が有利な事も多々あります。

Part3ではこの辺りにも若干触れて技術者のフォローをしながら、
連載のまとめとしたいと思います。

<Part3へ続く>